外壁塗装を行う際に注意しなければいけないのが塗料です。しかし、一般の人にはよく分かりませんよね。
そこで、創業以来この道ひとすじの塗替えかがやきが、はじめての方でもわかりやすく、楽しく塗料の説明をいたしましょう♪
1.塗料の種類
スズカファインを使用しています。 理由は戸建てに特化していて、塗りやすくて長持ちするからです。
下塗りが強力なので、結果的に上塗り(仕上がり)も強くなります。値段は高いですが重宝しております。
2.下塗り塗料
油性のシーラーを私は使用するようにしています。既存の壁面の状態を把握するために一度塗ってみて様子を確認しながら壁の状態を確認して、臨機応変に変えます。
判断を誤ると壁が溶けてしまう場合もあります。
・サイディング壁


・モルタル壁




・ALC


・金属

・木部

3.上塗り剤の説明
塗替えかがやきではお客様のニーズに合わせて塗料を選びますので、ご安心ください。
苔が生えにくい塗料などございますし、光沢をご希望であれば専用の溶剤を塗ります。
「上塗り塗料」は「耐候性」(どれくらいの長持ちを期待するか)と「機能」(断熱・光沢・等)で分類されいますので、順番に見ていきましょう。
私はウォールバリアシリーズを使います。
ウレタン塗料
無難で安い塗料です。10年は持ちますのでご安心ください。

シリコン塗料
特にシリコン塗料の人気は、シリコン系樹脂という安定的な性質の樹脂が特徴であることです。
適度な耐候性やつや光沢感が高級感があることも魅力の一つです。


フッ素塗料
比較的長持ちする塗料です。
「フッソ系塗料」は、昔のアクリル系塗料の3〜4倍程度の耐候性があり、塗料の中で一番長持ちすると言われていました。
要するには、フッソ系の化学結合(蛍石)のほうがアクリル結合や、シリコン樹脂のシロキサン結合よりも強いため壊れにくい、だから塗膜が長持ちするという方程式になります。

無機・ハイブリッド塗料
現在の塗料の中で最上です。
一番長持ちすると言われている塗料は「無機ハイブリッド塗料」というものです。
無機とは石のような無機物を指しています。ゴムと石を比べてたら、石のほうが硬いのはおわかりいただけますよね。

遮熱・断熱塗料
今流行りの塗料です。表面の温度を5から10度下げます。断熱塗料の効果は色彩でも変わります。
つまり、淡い色合いのほうが太陽の日差しを反射する断熱効果が発揮されますので、断熱塗料用のデザイン塗装も重要な点になりますね。

以上が、外壁塗装の塗料の説明となります。
ただし、塗替えかがやきでは、お客様は塗料については細かな点までご理解くださらなくて良いかと思っています。(時代によっても変わりますし、メーカーごとにそれぞれ訴求していることが違いますし、また施工店ごとに自分たちの主張が違いますので。。。)
ただ、言えることは、「塗料」は料理で言うと「食材・材料」のようなものです。いくら良い「食材」を扱ったとしても、腕が悪いコックさんでは美味しい料理はできませんよね。
一方で、仮に「一般的な食材」でも、腕の良いコックさんが扱えば、一流の料理が出来上がりますよね。
腕が良いか悪いかは、天性の感覚もありますが、やはり、コックも塗装技術者も原点は経験が大事だと思います。
ですから、塗料については大枠をご理解していただくことができたら、あとは塗替えかがやきに安心してお任せくださいね。