リシン外壁に艶消しを塗れば艶ありが塗れる?下地づくりという新しい考え方

条件が整えば可能です

 今回は少し踏み込んだ内容として、「リシン外壁に一度艶消し塗料を塗れば、その上から艶あり塗料は塗装できるのか?」という視点で解説いたします。
結論から申し上げると、リシン外壁に一度艶消し塗料で塗装し、下地を安定させてから艶あり塗料を施工する方法は、条件次第で十分可能です。

これは単純に「艶消しの上に艶ありを塗る」という話ではなく、リシン特有の粗い表面や吸い込みムラを整え、次の塗装がしやすい下地を作るという意味合いがあります。

なぜリシンに直接艶ありが難しいのか
リシン外壁は表面に細かな凹凸があり、塗料の吸い込みが多く、旧壁の状態によってはムラが出やすい外壁です。
そのまま艶あり塗料を塗ると、場所によって艶が出たり出なかったりする艶ムラや、下地との相性による膨れ・剥がれが起こる場合があります。
特に築年数の経過したリシン壁では、直接艶あり仕上げが難しいケースも少なくありません。

一度艶消しを入れるメリットは、艶消し塗料や微弾性系の下地材で一度全体を整えることで、表面の吸い込みが安定し、細かな凹凸も落ち着きやすくなります。
その状態で次回、もしくは同工程内で適切な艶あり塗料を重ねると、直接塗るよりも均一な艶感が出しやすくなります。
つまり艶消し塗装は“仕上げ”ではなく、“艶ありへ進むための下地づくり”として活用できる場合があります。

ただし何でも塗れるわけではありません。
注意したいのは、艶消し塗料の種類によっては、その上に艶あり塗料の密着が悪くなるケースもあることです。
たとえばチョーキングしやすい塗膜や、柔らかすぎる塗膜、相性の悪い樹脂系塗料の組み合わせでは不具合が起こる可能性があります。
そのため、同一メーカー推奨仕様や、密着テスト、現地状態の確認が非常に重要になります。

実際の現場では、まずシーラーやサーフで下地を整え、5分艶・7分艶など控えめな艶感から仕上げる方法が安全で人気です。
どうしても強い光沢感を求める場合は、下地を一度整えてから工程を分けて施工することで、失敗リスクを下げられます。

リシン壁の艶ありは“順番”が大切です
リシン外壁に艶消しを塗ってから艶ありを施工する方法は、理にかなった考え方の一つです。
ポイントは、ただ重ね塗りするのではなく、下地を安定させる目的で行うことです。

リフォームかがやきでは、リシン壁の状態・築年数・ご希望の見た目に合わせて、艶あり仕上げが可能かどうかを現場目線で判断しております。
リシン外壁の塗り替えや艶あり仕上げでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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