防水効果だけじゃない!コーキングが外壁だけでなく建物に与える影響とは?役割とメンテナンス時期の目安

ヒビ割れや肉瘦せ(外壁とコーキング材の表面に高さに差が見える状態)が発生したコーキング

防水材であり地震の緩衝材であり防腐剤の役割を担います

 コーキングとは?
直訳すると「詰める」という意味で、外壁と外壁の間のつなぎ目部分やサッシ廻りなどに詰められている伸縮性のあるゴム状のようなものです。
このゴムのような伸縮性が建物の耐久性を高めるために一役買っておりとても大事な役割を果たしています。
主にサイディング外壁などに使用されることが多いです。

 コーキングは外壁のヒビ割れと大きく関係しています
以前のコラムでご紹介させていただきましたが、外壁のヒビ割れは、紫外線や雨水、地震の振動などで起こり、そのまま放置すると雨水が侵入してしまいカビや苔が発生してしまい更には雨漏りを引き起こしてしまいます。
外壁のヒビ割れを防ぐなら塗替え塗料で耐久性を高めればよいのかと思われがちですが、コーキングも外壁のヒビ割れを防ぐために同じくらい大切なのです。

 コーキングは建物の各箇所にある隙間を埋めることで内部への水の侵入を防ぎ、ゴムのような伸縮性により地震などの揺れの衝撃を緩和してくれます
内部へ雨水が侵入すると建物の腐敗の原因となりますがコーキングすることによって雨水が侵入することを防ぎ、地震などの振動を吸収し外壁にヒビが入るのを防いでくれます。
この事からコーキングは外壁だけでなく家全体の耐久力を上げ家の寿命を延ばすのには必要な存在です。

 では、家の寿命を延ばすコーキングはどのくらいの期間を目安にメンテナンスするのが良いのでしょうか?
一般的には前回施工時、または新築から10年を目安に行います。
使用されるコーキング材のグレードにもよりますが、それでも基本的には10年、持って15年と変わってきます。

コーキングの劣化には段階があり肉瘦せ→表面の割れ→亀裂、断裂の発生の順にメンテナンスの必要度が上がっていきます。亀裂が入る段階までいってしまうと防水効果や緩衝材の効果などはほぼ期待できないため、早急にコーキング打ち替えをする事をお勧めします。
コーキングのメンテナンスはお家にとってはとても重要な事ですので、このコラム記事でメンテナンスの目安を知ることで助けになれば幸いです。
 

 塗替えかがやきでは腕の良い職人さんによるコーキングの打ち替え施工も行っておりますので
外壁の塗替えと併せてお気軽にご相談ください!

 

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