
季節ごとの気候に合わせての施工
外壁は日々劣化してしまうため、定期的なメンテナンスや塗り替えが必要になってきます。
外壁の塗り替えは一般的に10〜15年といわれていますが、適切なタイミングや季節があるのか?
この記事では、外壁塗装をするのに適している季節はズバリいつなのか?また、季節ごとのメリット、デメリットについて記していきます。
外壁塗装に適した季節は「秋」
最近では、塗料の品質が向上し、適切な気候条件さえ整っていれば、外壁塗装をほぼ一年中行うことが可能になりました。
一般的に塗料メーカーが推奨する気候条件は、「気温が5℃以上であり、湿度が85%未満」「雨や雪、強風がない状態」です。
これらの条件が揃っていれば、外壁塗装の最適な時期と言えます。
この条件をほどよく満たしているのが10月や11月となります。
秋は雨が少なく気温や湿度が安定していることから、塗料メーカーが推奨する、外壁塗装にベストな季節といえます。また、この時期は作業を中断することが少なく、塗料もほど良く乾きますので、比較的予定通りの工期で塗装工事を進めることができます。
秋と言えば9月も含まれますが、台風が発生しやすい時期なので、工期が延びる可能性が高まります。
ベストシーズンに外壁塗装を行うと、日程が最短で済む可能性が高く、メリットも多いです。
その他の季節について解説
外壁塗装の工事に最適な季節は秋ということが分かりましたが、他の季節はどうなのでしょうか?
春
春に外壁塗装を行うメリットとして、気温や湿度が安定しており、施工がスムーズに進むことが挙げられます。
梅雨や真冬とは違い、天候の影響を受けにくく、窓を閉め切って作業しても過ごしやすいです。
一方で、春は春雨前線の影響で天候が不安定になることがデメリットです。
また、秋と同様に気候が安定していることや、年度末の時期もあり、業者の需要が高まるためスケジュールの確保が大変難しくなります。
春雨前線の影響により、雨が続くと工期が延びる可能性もあるため、急いで塗装をしたい場合は春に計画を立てることが重要となります。
夏
梅雨の時期に外装塗装を行うメリットは、需要が少なく予約がスムーズで、リーズナブルな価格で施工できる場合がある、という点です。
この時期に特別なキャンペーンを行う業者もあるため、キャンペーンを狙い価格を抑えるのもいいでしょう。
梅雨の長雨で工期が延びるリスクが発生しやすいため、余裕を持ったスケジュールにしましょう。
梅雨が明けた7月や8月に外装塗装をするメリットは、天候が安定していて作業がしやすいことです。
工事依頼の需要も落ち着いていて、スケジュールも比較的柔軟に組める点も魅力です。
ただし、夕立や台風などの天候の影響を受ける可能性があります。
工事内容によっては、施工中はクーラーが使えなくなってしまう作業も発生するため、事前に相談しながらスケジュールを調整しましょう。
冬
冬に外壁塗装を行うメリットは、湿度が低いことで乾燥が安定していることです。
一方で、降雪や凍結の可能性がデメリットとして挙げられます。
気温が低くなったり、夜露が発生したりすることで、塗装時間が制限され工期が延びることが考えられます。
特に北海道や東北、日本海側の積雪地域では、11月後半から3月初めまで外壁塗装が難しい場合がほとんどです。
ただし、臨機応変に対応してくれる業者も存在するため、問い合わせてみてください。
積雪地域以外でも、きちんとした施工管理が行える業者なら冬でも塗装は可能です。
上記の事から外壁塗装に最適な季節はということになります。
特に10月や11月は気温や湿度が安定し、雨の少ない条件が塗料の乾燥に適しています。
春は安定した気候ですが、春雨や業者の需要の高さがデメリット。
夏は梅雨を避ければコストパフォーマンスに優れ、予約が取りやすい。
冬は乾燥が進むが、寒さや降雪が工期を延ばす可能性があります。
季節ごとの特性を理解し、計画的に業者と相談することが理想的な外壁塗装工事を行う鍵となります。
外壁塗装をもしお考えであれば季節の事も考慮しても良いかもしれませんね。
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