
状態に懸念が・・・
先日、金沢区のお客様から玄関扉の塗り替えをお願いしたいとのお問い合わせをいただきました。
現場調査に赴いてみるとそのお宅の玄関はモダンな見た目が目を引く木製の玄関ドアでした。
さっそく玄関扉の状態を見てみると塗料が剝がれてバリバリになっています。
「これは…」と少し引っかかる部分はあるものの調査段階であり完全に確信があったわけではないので下手に手出しは出来ません。
後日、正式に依頼を頂いたので材料を揃えて向かい、塗装をするためにケレン作業をしようと、表面の塗料を軽く落としてみたら、手の施しようのない状態になっていました。
その原因は以前塗替えたときに業者の使用した塗料にありました。
木部は湿気を吸ったり吐いたり呼吸するため収縮を繰り返しています。その収縮に対応出来る塗料ではないと剝がれるのが早くなってしまいます。
こうなると塗り替えたとしても以前の浸透した塗料が邪魔をして十分に食い付かず三年くらいでまた剥がれ落ちてしまいます。

さらに最悪な事にニスを直塗りしており、それも扉へのダメージを助長しています。
もっと早ければ直せたかもしれませんが、かなりの経年の劣化のためこうなると残念ながら塗装屋としては出来ることはありません…扉を交換するしかないです。
その日は施主様に状況をお伝えし、後日カタログをお渡ししました。
以前にこの扉を塗った経緯を施主様からお聞きしたところ、お家を塗り替えた時にサービスで塗ってくれると言われたのでお願いしたそうです。
とてもプロの仕事とは言えない状態でした。
お客様は知識があるわけではありません。当然サービスでやってくれると言われればお願いすると思います。
その時の仕上がりは綺麗でも年数がたてば結果が出ます。
この様な慣れない施工をする塗装店も少なくありません。依頼側からしたら見極めが難しく非常に厄介です。
木製ドアには木製ドア向けの塗料や施工の手順があるのですが、それらを全く使っていません。
我々、塗替えかがやきではお客様に対してはどういった塗料を使い、どんな効果があるのか丁寧かつ細かく説明しています。それが信頼に繋がると考えるからです。
もし可能であればそういった説明を受けてみるのも一つの予防策になるかもしれませんね。
少し話が逸れてしまいましたがこういった自体を避けるためにも定期的なメンテナンスや正しい知識が必要になりますので、もし塗替えをお考えでしたら屋根・外壁塗装専門店塗替えかがやきもその選択肢の一端に加えて頂ければと思います。
ぜひお気軽にご相談ください!