
色や柄を残せる透明な塗料
外壁塗装に使用される塗料には様々な種類があり、その一つに透明な塗料のクリアー塗料があります。
クリアー塗料で行うクリアー塗装は下地が透けて見えるので色や木目や模様など外壁の素材を生かしながら保護し、艶を出したり、手触りを良くするなどの目的で使用されています。
外壁のデザインを残しつつ保護できる面以外でもクリアー塗装には様々なメリットがあります。
クリアー塗料で塗装を施した際には美しい艶や光沢が生まれます。艶の程度も様々でありお好みの光沢の度合いで選ぶことも可能です。逆に全く艶がない艶消しの塗料もあります。
またクリヤー塗料の中には防汚性の高い塗料や紫外線をカットする塗料などもあり艶を長持ちさせる効果があります。
因みにクリヤー塗料にはチョーキング現象の原因となる顔料が含まれていないためチョーキング現象が起こる心配がありません。
デメリットとしては外壁にヒビ割れや傷などが生じていた場合そういった劣化は透けて見えたままになってしまいます。
外壁の劣化症状を隠すことができないため症状が出る前に塗装しなくてはなりません。そのため通常よりも早く外壁塗装をしなければならない事になります。
クリヤー塗料にも向き不向きがあり光触媒・フッ素・無機などの特殊なコーティングをされた外壁にはクリヤー塗料が食い付きにくく塗膜が剝がれてしまう可能性があります。
チョーキング現象が起きている外壁にクリヤー塗装をすると、ムラになったり白ボケしたような仕上がりになってしまうのでお勧め出来ません。
現在の外壁のデザインや色が気に入っている方やそのまま残したい方にはクリヤー塗装が適していると思われます。
しかし外壁の劣化が進んでいるとクリヤー塗装をする事が出来ないので早めに塗装をすることが大事です。
もし、外壁塗装でお悩みでしたら是非とも塗替えかがやきにお気軽にご相談ください!